業務用回転釜とは、ハンドルを操作して本体を傾けることができる大型釜をいいます。
多くの場合、大量調理に適しており、ホテルや学校の給食センター、食品加工工場などの施設で使用されています。熱源にいくつか種類があるため、違いを把握して選ぶことが業務用釜選びで失敗しないためのコツです。
ここでは、熱源の種類別に業務用回転釜の特徴をご紹介します。
大量調理の現場で使われる業務用回転釜には、主に3種類の熱源があります。ここでは、熱源の種類と特徴、それぞれの釜に適している調理方法を紹介しています。
ガス回転釜は設置コストが安いガスを使って、調理できる回転釜です。こまかな火力調整が可能で、煮物や揚げ物など幅広い調理に対応できます。ガス回転釜は、比較的人気が高い製品でもあり、多くのメーカーが取り扱っています。
ガス回転釜は調理時に輻射熱(ふくしゃねつ)が発生します。輻射熱により厨房の温度が上がってしまうことで、調理者が熱にさらされるリスクがあります。温度上昇による負担を軽減したいのであれば、輻射熱への対策は必須といえます。
メーカーによっては、熱が伝わりにくいよう改良したガス回転釜も用意されているので、製品の詳細も確認してみるとよいでしょう。
電気回転釜は、高い熱伝導率によって大量調理が得意な回転釜です。熱源は電気のみのため、ガス回転釜と比べて輻射熱を抑えられます。厨房や調理施設の環境を涼しくできるほか、空調設備の設置コストやエネルギーコスト削減に寄与できることも特徴です。
室温が上昇しづらいため、調理者に暑さによる負担がかからないことはもちろんですが、ビルをはじめ、ガスの利用が厳しく制限されている施設でも利用できる点がメリットといえます。
蒸気回転釜は、外釜内釜の2層構造になっている回転釜です。内部の空間に高温の蒸気を満たし、内釜全体を包むようにして加熱します。蒸気を用いるため熱伝導率がよく、大量調理に適しています。食材もこびりつきにくいことから、使用後の掃除やメンテナンスの負担を軽減できる点も嬉しいポイントです。
蒸気回転釜も少なからず輻射熱が発生します。低輻射モデルを販売しているメーカーもありますので、熱がこもりやすい場所や、空調設備に制約がある場合は検討してみましょう。
回転釜について、よくある質問と回答をまとめました。以下の回答については、製品や素材によっても対応は変わります。
回転釜の焦げは、お湯と固いスポンジたわしを使って落とすことができます。お湯を沸かして焦げを柔らかくしたら、スポンジでこすり落としましょう。
お湯の代わりに酢を塗布してスポンジたわしで取る方法もあります。
金たわしを使うと釜が焦げやすくなるので注意してください。
内釜が虹色になったときは、濃度10%くらいにクエン酸を溶かして10分程度沸騰させましょう。クエン酸を使った後は、釜の中にクエン酸が残らないようにしっかりと水洗いしてください。
内釜が虹色になるのは、表面の酸化被膜が高温によって変色するためです。害はないのでそのまま使用しても問題ありませんが、体気に注意して乾燥状態を保つようにすると、虹色になるのを防ぐことができます。
回転釜の空焚きは非常に危険です。空焚き状態で急冷(冷水をかけるなど)すると、金属部分に亀裂やひびが生じ、水漏れの原因となります。
また、アルミ内釜の場合、耐熱温度が低いため、空焚きによって内釜が変形したり溶けることもあります。空焚きが発生した際には、全ての火を止めてガス元栓を閉め、自然に冷却させることが最も安全です。
変形や破損が生じた場合は、内釜の交換が必要です。
回転釜の容量は、1人あたり200ccを基準に食数を計算します。ガス回転釜は36Lから190Lまで、最大760人分の料理が可能です。
蒸気回転釜は70Lから400Lまで対応し、最大1600人分を調理できます。汁物は容量の80%、煮物は70%を目安にしてください。
煮物は調理中に10〜20%程度減量することがあるため、計算時には余裕を持たせると良いでしょう。
回転釜の法定耐用年数は6〜8年ですが、実際の耐久年数はメンテナンス次第で10年以上、さらには20年以上使用可能です。
適切な点検と部品交換を行えば、長期間にわたって使用することができ、実際には48年間使用された事例も。
購入時には、修理・メンテナンス対応が充実しているメーカーを選ぶことも重要です。
釜のメンテナンス方法は、製品や素材によって対応が変わります。ここからは、種類別にメンテナンス方法を紹介します。
鋳鉄は、使い始めに錆が発生しやすい素材です。
内釜の清掃には中性洗剤を使い、洗い流した後に水を張って沸騰させましょう。最後に油焼きを行い内釜に油を馴染ませてください。
使用年数が経つと状態は良くなりますが、油を引かないとカルキ層がこびりつくので注意しましょう。釜をローテンションで使うとこびりつきにくくなります。
だいたいの使用方法は、家庭用の中華鍋や鉄製のフライパンなどと同じです。
通常のメンテナンスは、中性洗剤とスポンジを使って丁寧に清掃します。
アルミは水と接触すると変色する性質がありますが、問題なく使用できます。
変色が気になったら、釜にクエン酸を溶かした水を沸騰させて、冷ましてから中性洗剤とスポンジで洗浄してください。
最後に米のとぎ汁やぬかを入れて20~30分ほど煮沸すると、アルマイト皮膜ができて腐食を防げます。
ステンレスのメンテナンスには、中性洗剤とスポンジたわしを使用します。使用していると酸化被膜で曇った状態になりますが、ステンレスの本来の状態ですので問題ありません。
汚れがこびりついて落としにくいときは、一度沸騰させてから清掃するときれいになります。使用方法については、家庭用のステンレス鍋と同じと考えましょう。
ステンレス製の外釜は、うち釜と同様に中性洗剤とスポンジたわしを使ってメンテナンスします。こびりついた汚れが落ちないときは、ナイロンたわしを使うと落としやすいです。
ただし、スチールたわしを使うと表面に傷がついてしまうので、使用しないようにしましょう。
洗浄後には釜を逆さまにして、水気をしっかりとふき取りましょう。
※参考:服部工業 公式HP https://www.hattorikogyo.com/product_search/electric/item_121
幅広い調理に対応できるガス回転釜を一覧でご紹介します。
高熱効率を実現してガスの消費量を抑えることで、ガス代・CO2排出量のいずれも40%以上削減できる回転釜です。また、涼厨モデルでもあるWカット回転釜HTK-140の場合、機器前の室温を25℃以下に保てるため、暑さによるスタッフの負担を軽減可能です。
熱源 | ガス |
---|---|
鍋容積 | 140L、190L |
寸法 | 140L:1,518×980×1,880(mm)、190L:1,603×980×1,960(mm) |
用途 | 煮物、汁物、炒め物、スープ、茹で物、お湯沸かし |
天井が低い厨房でも設置が可能となるように、特殊構造によって排気筒を短くしている点が特徴のガス回転釜です。排気筒が短いことで、排気温度を大幅に抑えることができるようになっています。また、外釜の周辺温度を抑える構造を採用している点も特徴です。
熱源 | ガス |
---|---|
鍋容積 | 107L~192L |
寸法 | 1,505×956×1,820(mm)~1,769×1,115×2,120(mm) |
用途 | 煮物、汁物、炒め物、スープ、茹で物、お湯沸かし |
熱源 | ガス |
---|---|
鍋容積 | 80L |
寸法 | 1,425×917×780(mm) |
用途 | - |
熱源 | ガス |
---|---|
鍋容積 | 80L |
寸法 | 1,425×917×780(mm) |
用途 | - |
熱源 | ガス |
---|---|
鍋容積 | 80L~200L |
寸法 | 1,469×957×1,780(mm)~1,769×1,158×2,110(mm) |
用途 | 煮る、炒める、汁物 |
涼厨回転釜OHシリーズをもとに特殊構造によって排気筒を短くしたガス回転釜です。ドライ中厨房向け仕様となっており、洗浄水の排水を釜下から行えます。また、蓋中折れの仕様となっている事から、洗浄水を床に落とさずに蓋を洗える点も特徴です。
熱源 | ガス |
---|---|
鍋容積 | 107L~192L |
寸法 | 1,480×936×1,750(mm)~1,770×1,115×2,100(mm) |
用途 | 煮物、汁物、炒め物、スープ、茹で物、お湯沸かし |
スーパーガスケトルⅡ OH2は、ドライ仕様の涼厨回転釜。特殊な構造になっている事から外釜の周辺温度を抑えることができます。スタッフの火傷防止はもちろん、室温も上昇させにくい事から、夏の空調コスト節約につなげることができる点もポイントです。
熱源 | ガス |
---|---|
鍋容積 | 107L~192L |
寸法 | 1,480×936×1,750(mm)~1,770×1,115×2,100(mm) |
用途 | 煮物、汁物、炒め物、スープ、茹で物、お湯沸かし |
釜底の中央部分から排水するタイプのガス回転釜。給水給湯カラン付きの仕様となっています。内釜の材質はステンレス・鋳鉄。ボックス脚となっておりギア部が隠れているため、快適に洗浄を行うことができる点も特徴です。
熱源 | ガス |
---|---|
鍋容積 | 107L~192L |
寸法 | 1,480×936×1,750(mm)~1,770×1,115×2,100(mm) |
用途 | 煮物、汁物、炒め物、スープ、茹で物、お湯沸かし |
涼厨モデルであり、コンパクトなガス回転釜です。容量は55Lから190Lまで幅広く対応しており、新型蓋開閉装置によってスプリングをコンパクトに閉じ込めた安全装置となっているため、スプリングが突然破損した際にも異物の混入を防ぐことが可能です。
熱源 | ガス |
---|---|
鍋容積 | 55L~190L |
寸法 | 1,469×957×1,780(mm)~1,769×1,158×2,100(mm) |
用途 | 煮物、汁物、炒め物、スープ、茹で物、お湯沸かし |
スープ作りが快適に行える寸胴形状のガス回転釜です。素材・調理内容に合わせた火力に微調整が可能である点が特徴。容量は50L、75L、100Lの3種類をラインナップしています。簡単に点火を行える圧電点火装置を採用しています。
熱源 | ガス |
---|---|
鍋容積 | 50L~100L |
寸法 | 1,183×833×1,136(mm)~1,281×882×1,106(mm) |
用途 | 煮物、汁物、スープ、茹で物、お湯沸かし、ソース |
天ぷらやフライといった揚げ物のほかにも、煮物や汁物、炒め物にも対応が可能。50℃から240℃まで自動温度調節が可能となっていますが、油が危険な温度に達した場合には自動で消化するフライヤー仕様となっている点も特徴です。110L、140L、180Lの3種類があります。
熱源 | ガス |
---|---|
鍋容積 | 36L~190L |
寸法 | 1,287×854×1,640(mm)~1,658×1,173×2,140(mm) |
用途 | 煮物、汁物、炒め物、スープ、茹で物、お湯沸かし |
こちらも、揚げ物から煮物、汁物、炒め物といったように幅広い用途に使えるガスフライ釜です。温度設定は50℃〜240℃まで設定が可能。また、安全装置がついているため油が危険温度に達した場合には自動でバーナーを消化することが可能です。容量は110L、140L、180Lの3種類です。
熱源 | ガス |
---|---|
鍋容積 | 36L~190L |
寸法 | 1,286×854×1,640(mm)~1,658×1,173×2,140(mm) |
用途 | 煮物、汁物、炒め物、スープ、茹で物、お湯沸かし |
ステンレス製ガス回転釜GHSL4をベースに、フロントドロー式・ポップアップ仕様にしたガス回転釜です。容量は36〜190Lまで幅広く用意しています。釜の前面下部に上下する排水弁が設置されており、排水弁は分解洗浄を行うことが可能となっています。
熱源 | ガス |
---|---|
鍋容積 | 36L~190L |
寸法 | 1,286×854×1,640(mm)~1,658×1,173×2,140(mm) |
用途 | 煮物、汁物、炒め物、スープ、茹で物、お湯沸かし |
センタードロー式・ポップアップ仕様である点が特徴のガス回転釜。釜底の中央に上下する排水弁が設置されており、釜の正面に設置された開閉レバーを操作することによって開閉可能です。また、排水弁は分解洗浄可能です。
熱源 | ガス |
---|---|
鍋容積 | 36L~190L |
寸法 | 1,286×854×1,640(mm)~1,658×1,173×2,140(mm) |
用途 | 煮物、汁物、炒め物、スープ、茹で物、お湯沸かし |
ステンレス製ガス回転釜GHSL4をベースに、センタードロー式・マグネット仕様にしたガス回転釜。釜の中央に設置された排水栓とボールバルブを開閉することによって排水を行う方式となっています。釜の容量は36〜190Lまで用意されています。
熱源 | ガス |
---|---|
鍋容積 | 36L~190L |
寸法 | 1,286×854×1,640(mm)~1,658×1,173×2,140(mm) |
用途 | 煮物、汁物、炒め物、スープ、茹で物、お湯沸かし |
非常にベーシックなタイプのガス回転釜である事から、それぞれのお客さまの厨房条件、調理の内容に合ったオプション仕様を選択可能です。例えば、「蓋中折れ」というオプションなどがおすすめ。ほかにも、使いやすさと安全性を提供する多数のオプションが用意されています。
熱源 | ガス |
---|---|
鍋容積 | 36L~190L |
寸法 | 1,200×826×1,530(mm)~1,566×1,158×2,015(mm) |
用途 | 煮物、汁物、炒め物、スープ、茹で物、お湯沸かし |
「立ち消え安全装置」と「過熱防止装置」という2つの安全装置を搭載した、スタンダードなタイプのガス回転釜です。水回りの作業負担を減らす「フロントドロー・ポップアップ仕様」などさまざまなオプションを用意しているため、厨房の条件や調理内容に合わせて選択が可能です。
熱源 | ガス |
---|---|
鍋容積 | 36L~190L |
寸法 | 1,200×854×1,525(mm)~1,566×1,180×2,015(mm) |
用途 | 煮物、汁物、炒め物、スープ、茹で物、お湯沸かし |
排水管理までしっかりと考えられている、ドライ厨房向けの回転釜です。専用排水受け皿装など、床を濡らさない仕組みが搭載されていることに加えて、日々の掃除もシンプルで簡単に行えるように工夫されています。
熱源 | ガス |
---|---|
鍋容積 | 36L~190L |
寸法 | 1,208×1,426×1,665(mm)~1,522×1,663×1,800(mm) |
用途 | 煮物、汁物、炒め物、スープ、茹で物、お湯沸かし |
ガス式の間接加熱回転釜です。ガスの直下熱を特殊オイル入りジャケットにて和らげて食品に伝達するという仕組みになっています。例えばコンポートやおかゆなど、焦げつきやすい食品を調理する際におすすめの製品といえるでしょう。
熱源 | ガス |
---|---|
鍋容積 | 40L、60L、100L |
寸法 | 40L:1217×826×1575(mm)、60L:1321×920×1675(mm)、100L:1344×950×1720(mm) |
用途 | 煮物、汁物、スープ、茹で物、お湯沸かし、ジャム、ソース、おかゆ |
耐久性の高さが特徴の鋳鉄製回転釜です。蓋はステンレス板を一体成形している事から変形しにくい点がポイントで、密封性が高い点が特徴のひとつです。内釜の材質はネオサス、ステンレス、アルミ、鋳鉄、スーパータフの5種類から選択可能となっています。
熱源 | ガス |
---|---|
鍋容積 | 36L、55L、80L、110L、140L |
寸法 | 36L:1151×763×1500(mm)、55L:1262×870×1630(mm)、80L:1358×950×1680(mm)、110L:1435×1000×1765(mm)、140L:1503×1030×1835(mm) |
用途 | 煮物、汁物、炒め物、スープ、茹で物、お湯沸かし |
フライヤー仕様のガス回転釜なので、大量の揚げ物にも適しています。そのほか、炒め物や蒸し物、煮炊きにも対応が可能。また、ドライ厨房向けのフロントドロー仕様となっており、釜の前面下部に排水弁が搭載されています。
熱源 | ガス |
---|---|
鍋容積 | 36L、55L、80L、110L、140L、190L |
寸法 | 36L:1200×826×1525(mm)、55L:1316×906×1635(mm)、80L:1348×946×1700(mm)、110L:1426×1020×1765(mm)、140L:1448×1036×1818(mm)、190L:1565×1158×2015(mm) |
用途 | 煮物、汁物、炒め物、揚げ物、スープ、茹で物、お湯沸かし |
大量に揚げ物をする必要がある場合にも使用できるガス回転釜です。安全に揚げ物ができるように、加熱防止装置と温度調整装置の2種類の安全装置を標準搭載している点が特徴といるでしょう。炒め物や蒸し物、煮炊きも行えます。
熱源 | ガス |
---|---|
鍋容積 | 36L、55L、80L、110L、140L、190L |
寸法 | 36L:1200×826×1525(mm)、55L:1316×906×1635(mm)、80L:1348×946×1700(mm)、110L:1426×1020×1765(mm)、140L:1448×1036×1818(mm)、190L:1565×1158×2015(mm) |
用途 | 煮物、汁物、炒め物、揚げ物、スープ、茹で物、お湯沸かし |
耐食性・耐久性の高いステンレス内釜を持つガス回転釜です。フライヤー仕様となっていることから揚げ物にも対応することができます。お手入れが簡単で衛生的な点もポイントです。2種類の安全装置を搭載しています。
熱源 | ガス |
---|---|
鍋容積 | 140L、190L |
寸法 | 140L:1448×1036×1818(mm)、190L:1565×1158×2015(mm) |
用途 | 煮物、汁物、炒め物、揚げ物、スープ、茹で物、お湯沸かし |
ガス回転釜のスタンダードモデルともいえる製品です。こちらの製品では、用途に応じて鋳鉄とアルミ2種類の内釜を用意しています。また、内釜は目盛りがついた仕様となっているため、容量を簡単に把握することができます。
熱源 | ガス |
---|---|
鍋容積 | 55L~230L |
寸法 | 1,240×560×780(mm)~1,600×1,190×860(mm) |
用途 | 煮炊き用 |
煮炊き用のガス回転釜です。架台はサビに強いステンレスを採用。バーナーもステンレス製となっている事からメンテナンスコストを抑えられる点も特徴です。また、熱くならないために調理を担当するスタッフの火傷を防止できます。
熱源 | ガス |
---|---|
鍋容積 | 55L~230L |
寸法 | 1,220×870×825(mm)~1,585×1,190×880(mm) |
用途 | 煮炊き用 |
熱源 | ガス |
---|---|
鍋容積 | 150L |
寸法 | 1,620×1,160×855(mm) |
用途 | 煮物、炒め物、揚げ物など |
熱源 | ガス |
---|---|
鍋容積 | 140L |
寸法 | 1,518×979×798(mm) |
用途 | 煮物、炒め物、揚げ物など |
熱源 | ガス |
---|---|
鍋容積 | 150L |
寸法 | 1,213×1,040×810(mm) |
用途 | 煮物、炒め物、揚げ物など |
煮炊撹拌機KRS(ガス加熱)(KRS-2516S)は、誰にでも使いやすいようにメンテナンスのしやすさや体重性を重視した釜です。ステンレス製となっており、炒め物や煮物、揚げ物などの調理に使用できます。
食品の合わせて熱源・撹拌子などを選択できるようになっており、部品を交換するだけで2本または3本のすりこぎ撹拌機としても使用することが可能です。手練り方式の機構になっており、均一に混合できます。低速でも食品が焦げ付きにくいので、素材の良さを活かした調理が叶うでしょう。
2013年に施工された労働安全衛生規則にも対応しており、簡単に羽根軸の取り付け・取り外しができます。
KRS-2516Sを含めて5つの機種があり、用途や大きさに合わせて選ぶことが可能です。
熱源 | ガス |
---|---|
鍋容積 | 90L |
寸法 | 1,275×1,125×1,645(mm) |
用途 | 煮物、炒め物、揚げ物など |
品川工業所のNAr-1-KHG30は、高加熱で炒め物から煮物まで幅広く調理できるガス回転釜です。三層クラット銅の鍋なので熱伝導に優れています。そのほかにも、用途・要望に応じた鍋の素材、撹拌機の形状を取り扱っています。
熱源 | ガス |
---|---|
鍋容積 | 150L |
寸法 | 1,640×1,040×1,725(mm) |
用途 | 煮物、炒め物、揚げ物など |
電気回転釜は熱伝導率が良く、大量調理に向いている回転釜です。ここでは、そんな電気回転釜の製品の一部を紹介します。
どのようなメニューを作るかにより加熱パターンを選択できる電気回転釜です。内輪・中輪・外輪ヒーターを切り替えることによって、加熱面積が3段階となります。焦げ付きの心配が少ないこと、調理後に保温しておくのにも便利な回転釜となっています。
熱源 | 電気 |
---|---|
鍋容積 | 80L~400L |
寸法 | 1,480×956×1,890(mm)~1,909×1,206×2,220(mm) |
用途 | 煮物、汁物、炒め物、スープ、茹で物、お湯沸かし |
高い熱効率を誇るIH式電気ケトル。電動傾動と注ぎ口があることによって、調理後の作業も楽に行えます。容量は36Lと55Lの2種類を用意。内釜下の排水バルブから排水が可能である事から、ドライシステムの厨房に適している点も特徴です。
熱源 | 電気 |
---|---|
鍋容積 | 36L、55L |
寸法 | 36L:1,580×1,150×1,800(mm)、55L:1,670×1,150×1,900(mm) |
用途 | 煮物、汁物、炒め物、スープ、茹で物、お湯沸かし |
50℃から250℃まで温度制御が可能で、大量の炒め物を自動化できる電気回転釜です。釜の底がフラットになっているため、ムラなく攪拌を行うことができます。容量は150Lと250Lの2種類が用意されています。
熱源 | 電気 |
---|---|
鍋容積 | 150L、250L |
寸法 | 150L:1,360×1,106×1,507(mm)、250L:1,560×1,200×2,120(mm) |
用途 | 煮物、汁物、炒め物、スープ、茹で物、お湯沸かし、ソース |
タッチパネルを搭載しており、細かく温度や時間のコントロールが行える電気回転釜です。こちらはHACCPに対応しており、調理データを自動記録してUSBに保存できる点が特徴。調理を完全自動化することが可能です。
熱源 | 電気 |
---|---|
鍋容積 | 40L~300L |
寸法 | 1,044×957×1,000(mm)~1,560×1,148×1,000(mm) |
用途 | 煮物、汁物、炒め物、スープ、茹で物、お湯沸かし、ジャム、ソース、クリーム、あんこ、おかゆ |
間接加熱が可能なモデル。ゆっくりじっくり行いたい調理も自動で行うことができます。操作はボタンとダイヤルだけで行うため非常にシンプルでわかりやすい点もポイント。楽に攪拌をしたいという人におすすめのモデルです。
熱源 | 電気 |
---|---|
鍋容積 | 40L~200L |
寸法 | 1,044×720×1,020(mm)~1,360×940×1,040(mm) |
用途 | 煮物、汁物、炒め物、スープ、茹で物、お湯沸かし、ジャム、ソース、クリーム、あんこ、おかゆ |
煮込み料理や炒め物、ボイルなどさまざまな用途に使用できる電気回転釜です。設定温度と現在温度はデジタル表示となっているためわかりやすく、調理の標準化・均一化に一役買ってくれます。蓋は中折れ式になっているため清掃が楽々な点も特徴です。
熱源 | 電気 |
---|---|
鍋容積 | 50L~450L |
寸法 | 1,190×930×850(mm)~2,280×1,450×1,100(mm) |
用途 | 煮る、炒める、汁物 |
大量の煮物や炒め物に対応できる電気回転釜です。設定温度・現在温度はデジタル表示となっているため管理が行いやすい点、火力調整は調理に合わせて無段階コントロールが可能。また、釜の火力調整は上部と底部で独立制御ができます。
熱源 | 電気 |
---|---|
鍋容積 | 100L |
寸法 | 1,350×907×850(mm) |
用途 | 煮物、炒め物など |
ロータリー攪拌釜RK型は、回転式の炒め機です。炒めるだけでなく、煮込み、撹拌にも対応しています。ガス加熱式なので加熱のパワーも強く、大量の調理もスピーディに対応できます。ロータリーの回転数は、ワンタッチでダイヤルが可能。熱拡散も大きく、均一な加熱もスムーズです。
釜の傾動は、自由にハンドル操作ができます。撹拌羽は簡単に取り外すことができるので、掃除も容易になり衛生面でも安全です。メンテナンス性にも優れています。
熱源 | ガス |
---|---|
鍋容積 | 記載なし |
寸法 | 記載なし |
用途 | 煮物、炒め物など |
ムラなく食材を暖められる蒸気回転釜。ここからは、さまざまな種類の蒸気回転釜を紹介します。
服部工業のRHST-LWは、ジャケット部分が低輻射カバーで覆われています。そのため、室温が上昇しづらく、厨房を涼しく保つなど、使う人に優しい工夫がされています。エプロンガードでフチを囲われているので、吹きこぼれも防ぐことが可能です。
熱源 | ガス |
---|---|
鍋容積 | 100L~350L |
寸法 | (1,377±10)×840×1,740~(1,876±10)×1,278×2,350 |
用途 | 煮物、炒め物、汁物など |
スープやおかゆをじっくり煮込むのに適した蒸気回転釜です。ステンレス製の釜になっており、メンテナンスも容易です。衛生的に使うことができます。熱がむらなく伝わりやすいため、焦げ付きにくいのが特徴です。
熱源 | ガス |
---|---|
鍋容積 | 40L~150L |
寸法 | 1,125×669×1,450~1,441×832×1,855 |
用途 | 汁物、お湯沸かし、ソースなど |
ステンレス製蒸気回転釜 RHSTは、煮物や汁物、茹で物に使用する蒸気回転釜です。内釜の材質はステンレスになっており、お手入れがしやすいのが特徴です。容量が70L~400Lまで幅広く用意されており、用途・目的に合わせて選ぶことができます。
釜全体を上記が包み混むようなシステムになっているため、ムラなく短時間で加熱できます。耐久性にも優れているアイテムです。さまざまなオプションを選ぶことができ、給食センターなどで多く使用されています。
熱源 | ガス |
---|---|
鍋容積 | 40L~400L |
寸法 | 1,323×636×1,600~1,874×1,158×2,350 |
用途 | 汁物、お湯沸かし、ソースなど |
鋳鉄製蒸気回転釜 RHTは、内釜と外釜が鋳鉄で作られた蒸気回転釜です。耐久性が高く、数十年使用されることもあるほど強い釜です。鋳鉄なので保温性に優れており、熱伝導率が高くなっています。鋳鉄製蒸気回転釜 RHTを使用するには、ボイラー設備が必要です。115L~300Lまでの容量が用意されています。
熱源 | ガス |
---|---|
鍋容積 | 115L~370L |
寸法 | 1,413×860×1,770~1,902×1,285×2,275 |
用途 | 煮物、汁物、炒め物など |
ステンレス製の蒸気回転釜です。フラットバルブ・エプロン付きとなっており、主に煮炊き用に使用されます。
熱源 | ガス |
---|---|
鍋容積 | 60L~400L |
寸法 | 1240×900×765~1,860×1,500×990 |
用途 | 煮炊き用 |
水栓がフット式になっているので、手を使わずに給水・給湯ができます。上下冷却機能で、加熱後の冷却作業も可能です。
熱源 | ガス |
---|---|
鍋容積 | 60L~400L |
寸法 | 1,365×990×780~2,155×1,500×860 |
用途 | 煮炊き用 |
内釜・外釜から架台まで、全体がさびにくいステンレス製になっています。フチが大きいので、撹拌も容易です。
熱源 | ガス |
---|---|
鍋容積 | 60L~400L |
寸法 | 1,370×760×765~1,984×1,370×990 |
用途 | 煮炊き用 |
フラットバルブになっているため、ワンタッチで排水ができます。レバー式水栓付きのポール式架台など、オプションの追加も可能です。
熱源 | ガス |
---|---|
鍋容積 | 60L~400L |
寸法 | 1,370×760×765~1,984×1,370×990 |
用途 | 煮炊き用 |
ケトルタイプの蒸気式調理釜です。深型の釜形状になっており加熱にムラがなく、スープや汁物の調理に適しています。
熱源 | ガス |
---|---|
鍋容積 | 60L、100L |
寸法 | 1,295×780×830~1,395×850×880 |
用途 | 煮炊き用 |
オールステンレス製なので錆に強く、耐久性に優れた製品です。内釜は高精度なプレス成型となっています。
熱源 | ガス |
---|---|
鍋容積 | 60L~400L |
寸法 | 1,380×775×765~2,035×1,370×990 |
用途 | 煮炊き用 |
煮炊き、炒め物とオールマイティに使える蒸気釜です。撹拌装置を使用すれば、調理の負担を大幅に減らすことができます。
熱源 | ガス |
---|---|
鍋容積 | 380L~780L |
寸法 | 2,430×1,100×2,070~2,670×1,340×2,395 |
用途 | 煮炊き、炒め物など |
業務用回転釜は、大きく分けるとガス式・電気式・蒸気式の3種類の熱源があります。それぞれ利点が異なりますので、自社の厨房や施設に合わせた熱源の回転釜を選ぶことで、導入後に後悔する事態を避けられるでしょう。
どの回転釜を選べばよいか迷った際は、メーカーに直接相談するのもおすすめです。ラインナップが豊富な業務用の回転釜メーカーであれば、より自社に適した機能を持つ釜を提案してくれるはずです。導入する厨房・施設の状態や自社のニーズをしっかり伝え、適した回転釜を提案してもらいましょう。
テスト調理の 可否 |
〇 |
---|
デモ調理の 可否 |
〇 |
---|
デモ調理の 可否 |
〇 |
---|