業務用にあらたに機器を導入する際、機器の機能はもちろん、各部品の役割や特徴を知っておくべきです。問題が起きたときに対処しやすくなったり、日頃のケアで注意すべき点がわかったり、知識があるだけで機器の寿命が長くなり、さらに安全性も高まります。ここでは、業務用回転釜の部品のひとつであるウォームギアについて説明します。業務用回転釜の導入を検討している、あるいはすでに導入済の方も一度チェックしてみてください。
ウォームギアとは、業務用回転釜を回転させるハンドルについているギアのことです。業務用回転釜を正常に機能させるうえで非常に重要な役割を果たしています。
経年劣化によってハンドルにガタツキが生じたり、ハンドル動作が重くなるのは、このウォームギアが関係している可能性が高く、業者や購入元に見てもらったほうがいいでしょう。
ウォームギアの不備は、業務用回転釜をまわすハンドルが重くなったり、ガタついて安定した動作ができなくなったり、ハンドルが外れてしまうなどのリスクがあります。
ハンドルが重くなる程度であれば、機能的にはそれほど問題ないように思えるかもしれません。
しかし、調理中にハンドルが外れてしまった場合は大きな事故になり得るので、動作に不具合が確認できた場合は、できるだけはやくメンテナンスしてもらったほうがいいでしょう。
ウォームギアの点検は、ストッパーが問題なく動作するか、ハンドルにガタツキはないか、動作において金属音や不快な異音はないかといった点をチェックしてください。正常なウォームギアであれば、ガタツキや異音はありません。これらの点を日頃から意識していれば、大事故を防げる可能性が高まります。
ちなみに、ウォームギアの寿命を伸ばすための方法として、逆方向に回転させるのも有効な手段です。
点検のため、分解して内部を確認するのは絶対にやめてください。内部を傷つけて破損に繋がる可能性があるほか、正常に動作しなくなる可能性もあります。ウォームギア以外も首里が必要になり、高額な費用がかかるかもしれません。
気になる点がある場合は、自分で分解せずに必ず業者や購入元に確認してください。グリスやマシンオイルを塗る程度で改善できる場合もあります。
ウォームギアは、業務用回転釜において非常に重要な部品です。違和感を残したまま使用し続けると大事故につながる可能性があるので注意が必要です。
ただ、ハンドルが重くなる、異音がするなど、不備や経年劣化に気づきやすい部品ではあるので、なにか気になる点があるときは、業者や購入元に確認してください。
テスト調理の 可否 |
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デモ調理の 可否 |
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