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日本調理機株式会社

学校給食や社員食堂、飲食店など、幅広い分野で厨房のトータルコーディネートを手がけている日本調理機。取り扱っている調理機器の種類も多種多様で、回転釜もさまざまなタイプが揃っています。
ここでは、日本調理機の特徴やサポート体制、導入事例などについてご紹介します。

日本調理機株式会社の特徴

多種多様な回転釜を揃える

日本調理機株式会社では、多種多様な回転釜をラインナップしています。各施設の厨房に合わせて選ぶことが可能です。スタンダードなガス式の回転釜は、平らな形状が特徴で給食センターから社員食堂まで幅広い厨房にマッチ。煙突構造を取り入れた低環境負荷低輻射タイプも取り扱っています。

電気回転釜は電化厨房向きで、熱伝導率のよいアルミ釜を採用することで、温度差による調理ムラを少なくしています。他にも、大量調理に適した蒸気回転釜も取り扱っています。

ガス回転釜

撹拌作業が簡単なガス回転釜で、な日本調理機独自のフラットな釜形状を採用しています。また、こちらの製品にはバーナーと水量が目視できる目盛り付きの鋳鉄製内釜を設置しているため、安全性とともに作業効率の向上も期待できるでしょう。連続スパーク式の点火方法や立消え安全装置など、火災を防止するための工夫も凝らされています。

ガス回転釜(低環境負荷低輻射タイプ)

燃焼排気を集中排気するための煙突が印象的なガス回転釜。煙突構造とともに二重断熱構造も採用しているので、輻射熱が大幅に軽減します。ジャケットの表面温度が50℃以下になる設計のため、作業員がジャケットに触れても火傷の心配がないうえ食材が垂れてもこびりつきません。汚れが簡単にふき取れて清潔な状態を保てるのも良いところです。

蒸気回転釜

内釜底部を平らにすることで、撹拌作業や炒め物作業の負担を軽減。加熱面積が広いだけでなく外釜が内釜を包み込むような構造となっているため、少ない蒸気消費量と短い時間でさまざまな調理ができます。釜底部にドレーン受け皿があるタイプでは、万が一調理や盛り付け、清掃時に煮汁や清掃水などが飛び散ってしまっても床を汚す心配がありません。

電気回転釜

燃焼排熱が放出されてない設計のため、クリーンかつ適温を保った作業環境を実現できます。輻射熱も低く、火傷などのトラブル回避にも役立つでしょう。調理釜には熱伝導率の高いアルミを使用。電気ヒーターで調理釜全体を均一に温めるため、仕上がりにムラが生じにくいです。なお、過熱防止装置を搭載しているので、温度の異常な上昇なども防げます。

他の調理機器も多数取り扱う

回転釜以外の調理機器もラインナップが豊富な日本調理機。例えば、マイコン制御によるフードスライサーや、大量の野菜をみじん切りにできるフードカッターなどを取り扱っています。ソースをスピーディに作成できるミキサーや、炊きあがりをコントロールできる立体炊飯器などもラインナップ。

他にも、消毒・洗浄に関する機器を豊富に取り揃えています。回転釜以外にも導入したい設備・機器があるのであれば、日本調理機へ相談してみるとよいでしょう。

企画からアフターまで一貫対応

日本調理機は、厨房のトータルコーディネートに対応しています。厨房におけるコンサルティング・プランニングはもちろん、厨房機器の選定や提案、空間のデザイン設計も対応。調理機器の施工や設置後のアフターサービスまで、自社で一貫対応できる体制を構築しています。

特にアフターサービスは力を入れており、研修を経たエンジニアを全国に配置。これにより、きめ細かなサポートの提供を可能にしています。

日本調理機株式会社のサポート体制

ここでは、大量調理機器のメーカーを選ぶ際に重要な、テスト調理とアフターサービスについてまとめています。日本調理機の製品を検討している方は、自社に必要なサポートが揃っているか事前に確認しておきましょう。

テスト調理の可否
アフターサービス 研修を経たカスタマーエンジニアを全国に配置

業務用釜メーカー選びでは、テスト調理とアフターサービスに対応しているメーカーを選ぶことが、とても大切です。当サイトで紹介している業務用釜メーカー全25社の中から、テスト調理・アフターサービスに対応している釜メーカーを目的別で紹介しています。業務用釜の導入を検討しているのであれば、自社の目的に合わせて業務用釜メーカーを選びましょう。

調理場の課題を解決!
【業界別】おすすめの
業務用釜メーカー3選

日本調理機株式会社の釜でできるレシピ例

  • 肉団子の中華煮
  • ラタトゥイユ
  • ひっつみ
  • ほうとう
  • など

日本調理機株式会社の導入事例

大田区立志茂田中学校(東京都)

低輻射ガス回転釜

※公式HPに記載がある事例の特徴を引用しています。

引用元:日本調理機公式HP(https://www.nitcho.co.jp/casestudy/)

親子方式、アレルギー食調理対応、低輻射ガス回転釜、トラックイン食器消毒保管機、テーブルタイプ食器消毒保管機

丸紅株式会社7階〇Café(東京都)

社員食堂、ベーカリーカフェ併設、デリコーナー設置、かきあげ食器洗浄機、トレイバックシステム、ウォールマウント回転釜

※公式HPに記載がある事例の特徴を引用しています。

参照元:日本調理機公式HP(https://www.nitcho.co.jp/casestudy/kyoshoku/)

導入実績がある業界

  • 給食
  • ダイニング
  • 医療

【業界別】
業務用釜の導入事例をみる

その他日本調理機株式会社の製品

日本調理機株式会社では、回転釜以外にも魅力的な製品を開発製造しています。ここからはその他の製品の特長をチェックしていきましょう。

連続焼物機

独自開発したスリットタイプの熱風噴出ノズルを搭載した加熱機器です。食材に高温・高圧のブローを吹き付けて帯状の熱風バリアを作り出すことで、均一加熱と短時間での調理を実現しています。食材の風味や甘味を逃がさないので、味わい深い仕上がりになるのもポイントです。

本体にはタッチパネルによる簡単操作を採用しており、調理作業時にはテンキー入力とスタートスイッチだけで調理を開始。調理時間と加熱温度の入力のみで24通りのメニューを登録できます。

電気連続揚物機

マイコンシステムによって80℃~200℃まで油温管理できる加熱機器です。調理時間は1~15分の範囲で設定可能。定番メニューはもちろん、手作業では小さくて扱いにくいダイズの揚げ物にも対応しています。

搭載されているタッチパネルでは、メニュー選択以外に清掃手順やエラーなどの情報が表示されるため、作業効率アップも期待できるでしょう。

連続揚物機

油槽の投入口と出口に燃焼室を設け、調理の際に発生した熱で油槽全体を温める排気熱交換方式を採用しています。これまで放出していた排気熱も有効利用できるため、熱効率の大幅アップが可能です。油槽の加熱面積も従来品より広くするなど、燃焼熱を効率的に収集するための工夫も凝らされているでしょう。

また、揚げ物はメニューによって油の温度や調理時間が異なるので、30品目のデータ登録ができるメモリ機能を搭載しています。これにより、調理のたびに時間や温度を設定する手間が省けるでしょう。

さらに、安全対策として過熱防止装置や感震装置、空焚防止装置なども装備しています。

スチームコンベクションオーブン(7段タイプ)

メニューに合わせて蒸気と熱風といった2種類の調理モードを選択できる加熱機器です。「スチーム」と「ホットエアー」だけでなく、両方を組み合わせた「コンビ」という機能も用意されています。調理モードが複数あるので、さまざまな調理に対応できるでしょう。

庫内のラックは取り外せるため、簡単にすみずみまで洗えます。また、専用洗剤と専用のスプレーガンを使用することで、庫内も丸洗い可能です。清掃だけでなくメンテナンスも簡単なので、破損や故障の早期発見にも一役買ってくれるでしょう。

スチームコンベクションオーブン(10段タイプ)

本体左側には庫内の状況が確認できる覗き窓、右側には視認性の高い大型タッチパネルを設けたスチームコンベクションオープンです。タッチパネルには庫内温度や調理時間、芯温などが表示されており、直感的に操作できるようアイコンをメインとしたメニューボタンを配置。使用方法に迷った場合でも取扱説明書ボタンを押せば、その場で確認可能です。

また、他の作業をしていても運転状況が分かるように音声案内機能も搭載。わざわざ状況を確認する手間が省けます。自動で庫内の洗浄・すすぎ・乾燥ができるので、作業員の負担軽減を課題としている場合にもおすすめです。

スチームコンベクションオーブン(20段タイプ)

1度に大量の食材を調理できる20段タイプのスチームコンベクションオーブン。蒸気と熱風、コンビネーションといった3種類の調理モードを搭載しており、あらゆる加熱調理がこれ1台で完結します。なお、電気式の場合はパススルータイプにも対応可能です。

タッチパネルには庫内温度と芯温、設定時間が大きく表示されており、それ以外のメニューは一目で分かるようアイコン表示されています。直感的に操作できるため、作業効率を高めたいという場合も導入して損はないでしょう。

スチームコンベクションオーブン(2列タイプ)

凹凸の少ない長方形で、どこにでも配置しやすい形状なのが特徴的なスチームコンベクションオーブンです。ラックは24枚と36枚の2種類から選択できるため、調理するものによって適した方を選びましょう。

ロータリースイッチでは温度や時間、芯温の設定が可能です。そのほかの操作はタッチパネルから行います。どの操作も簡単なうえタッチパネルに分かりやすく表示されているので、使い方に迷うことはほとんどありません。

移動式煮炊き釜(屋外用)

屋外用の移動式煮炊き釜です。野外活動における作業性にこだわって作られているため、特に災害支援時に高い威力を発揮できます。もちろん、災害時だけでなく自治体や教育施設などさまざまなイベントでも活躍するでしょう。

また、取っ手とタイヤが取り付けられており、女性でも簡単に移動させられます。タイヤにはパンクしない素材を採用しているので、環境を選ばず使えるのも嬉しいポイントです。本体に着火手順が書かれているので、誰でも安全かつ簡単に操作できます。

編集チームのまとめ

日本調理機は、厨房の企画提案から調理機器のアフターサポートまで、ワンストップで対応しています。空間のコーディネートも可能ですので、厨房や施設の新設・リニューアルを検討中であれば、一度ご相談してみてはいかがでしょうか。豊富なノウハウを持つプロによる提案を受けられるでしょう。

日本調理機は、取り扱っている調理機器のバリエーションも多彩です。回転釜もガス・電気・蒸気など、さまざまなタイプを取り揃えています。導入する回転釜の種類で迷っている、決めかねている、という場合でも日本調理機に相談してみるとよいでしょう。

日本調理機株式会社の概要

会社名 日本調理機株式会社
所在地 東京都大田区東六郷3-15-8
電話番号 03-3738-8251
公式HP https://www.nitcho.co.jp/
25社から厳選!
目的から選ぶおすすめ業務用釜
メーカー3選
テスト調理、アフターサポートに対応している業務用釜メーカーの中から、目的別でおすすめの業務用釜メーカーを3社ピックアップしました。
作りたい調理に適した
釜を提供できる
服部工業株式会社
服部工業株式会社
引用元:服部工業公式HP(https://www.hattorikogyo.com/)
  • 釜のラインナップだけでなく内釜の種類も豊富なため、自社の調理に適した釜を導入でき、理想に近い味を再現できる
  • 創業から138年、累計業務用回転釜出荷台数世界No.1※の実績をもつ、信頼できる老舗釜メーカー
サポート内容
  • 釜・炊飯器の保証期間2年、修理・保証6ヶ月
  • 全国80社以上と連携し、テクニカル講習を受けているアフターサービスエージェントを配置
テスト調理の
可否
       

公式HPで服部工業の
汎用性が高い釜を見る

    

服部工業の特徴を
もっと詳しくみる

100,000L相当の
超大量調理ができる
株式会社カジワラ
株式会社カジワラ
引用元:カジワラ公式HP(https://www.kajiwara.co.jp/)
  • 蒸気+IHの特殊仕様で、チャーハンやあんこ作りに特化した釜や、缶体容積100,000Lの巨大釜を販売
  • 大規模な機械化を得意とし、生産ラインのご相談からメンテナンスまで一貫して依頼できる
サポート内容
  • 定期的にメンテナンス教室を実施し、機械の修理方法などをレクチャー
  • 全国9カ所に事業所あり
デモ調理の
可否
  

公式HPでカジワラの
大型釜を詳しく見る

  

カジワラの特徴を
もっと詳しくみる

より手作業に近い
攪拌調整ができる
中井機械工業株式会社
中井機械工業株式会社
引用元:中井機械工業公式HP(https://www.nkm.co.jp/)
  • ホイップセンサー※2により、気泡の数値化・温度計測ができ、生クリームやスポンジ生地は、設定した泡立ち具合まで自動調整可能
  • 独自のツインホッパーを使用し、きめ細かで均一な泡立ちを実現
サポート内容
  • 電話、専用お問い合わせフォームにて受付・対応
  • 東京、名古屋、仙台に営業所あり
デモ調理の
可否
   

公式HPで中井機械工業の
専門性が高い釜を詳しくみる

 

中井機械工業の特徴を
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